今日は自転車の話。
もう何年前かは忘れましたが、とある自転車屋さんで、フレームのみ飾ってあったのを格安で譲ってもらって初めて自分で組み立てた自転車kuwaharaのgoblinというモデルです。
KUWAHARA BIKE WORKSは日本のメーカーですが、日本ではあまり販売しておらず、むしろアメリカのほうがメジャーな会社です。
主にBMXを主体に創っていて、当時のMTBブームの際にMTB用のシャーシにBMX用の20インチタイヤをあわせるという、かなりアメリカ的(バカ)な発想で作られたチャリでした。
ちなみに映画「E.T.]で、主人公と一緒に空を飛んだあの有名なチャリもKUWAHARAのBMXです。
よく言えばいいとこ取りな感じなんですが、他に例を見ないレイアウトと車高に対して小さすぎるウィールのため乗るのにはかなりのコツがいります。
しかし速いです。
組むにあたっては、フロントのネックのヘッドパーツのクリアランスがギリギリだったり、前加重になりすぎないようにシートレールを曲げたり大変でした。
クランクはBMX用のクルッピとういブランド(かっこい)を使用、ドリブンギアはロードレース用の一番小さいギア使用で、スピードを追求。
ディスクブレーキも初めて組んだので大変でした。
おかげで、右指にちょっと力を入れると、車体ごと一回転するほどの制動力を手に入れました。
パニックブレーキは危険です。
しかしこのチャリもしばらくの乗らずに実家の物置に置きっぱなしになってましたが、今年の春に会社の子(溝)の友達のナガマッチャンという、「まるで壁」のような男が新オーナーとなり北九州のほうに旅立っていきました。
大事にされるといいな。
PR