この世は地獄です。
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6時50分 ホテルアビアンパナの朝食チケットを破り捨てチェックアウト。 吹きすさぶ風を背に離島桟橋にて一部の観光客に「海のギャング」と恐れられるほどに飛ばす安栄観光の船で西表島に向かいます。 しかし私はあまり船酔いとかはしないので、朝食を食べてウトウトしているともう到着寸前でした。
予定より10分ほど早く上原港に到着後、迎えにきてくれた「やまねこレンタカー」のおじさんに車を借りて一路西へ。 朝早いせいか車も全然走ってないので快調でございます。 まずは浦内川です。 ここは有名な観光スポットで遊覧船にのってマリユドゥの滝まで徒歩で行って次ぎの便の遊覧船で帰るというのが定番の楽しみ方なのでしょうが、時間の都合上遊覧船に乗りっぱなしでまたもとの位置に戻ってきました。 遊覧船から戻った後は近くにある星砂浜へ。 売店でおみやげを購入後、しばらく散策。 あいにく干潮で海には入れなかったのですが、そこで、なにかを探す外国人の方を発見、おもわず写真におさめました。 このあと思いがけず再会することになります。 いい感じに時間もつぶれたところで、また西に。 道路が無くなったところにある白浜港に到着でございます。 ここまでくるとさすがに観光客もいなく地元の方がいかめつそうな感じでこっちを見ています。 そしてここから船に乗って20分くらいのところにある奥西表にある船浮(フナウキ)という村を目指します。 私もこんな場所があるとはしらなかったんですが、南国先輩に教えてもらってどうしても行ってみたくなったのです。 ↑船浮週集落。 軒数は40軒くらいですかね? 終始だれにも会いませんでした。 ↑ニダの浜へと続く道 ことあと不思議体験をすることに 写真の坂道を上り、もうすこしでニダの浜というところでこんな看板が 動物でもなく、植物でもない生き物が見たい方は右へ それを見たとき、いままで忘れてた昨日のル:トロピックのトクチャンさんに聞いた 「船浮には霊感の強い人はいかないほうがいい」 という言葉をおもいだした。加えてまだ村人の誰にも会ってないこととか、まわりの静けさで朝っぱらから本気で怖かった。多分他の2人も怖かったと思う。 しばしの沈黙のあと、 「ちょっと行ってみようよ」と一同右へ。 竹藪の中を進むと「こちらです」の看板が。 恐る恐る入ってみると竹藪を切り抜いた無人の空間に無造作に食虫植物やエアプランツなどがおいてあってそればまた恐怖を助長させる。 そして一段高い場所に祭壇らしきものがあり、そこへ目をやるとなんとこんなものが!!! 「と、鳥が地面に突き刺さってる!!」 と思い思わず目をそむけたさきにまた立て札が!! 「これはゴールデンモンキーといって大変珍しい植物で、これを見た人は幸せに・・・・・」 「え?植物?」 場の空気が一気にさめていくのをはっきり感じました。 さっき動物でも植物でもないっていうてたやん。バリバリ植物やん。しかもワラビ科とか普通に書いてるやん。 3人に目配せをしてその場をあとにしたのはいうまでもありません。 みんな解放された気分になったのか声のトーンも高めでニダの浜に到着です。 ニダの浜 遠浅でとてもきれいです。 しかしこんなきれいな景色なのに戦争中は基地として使われたりした過去があるとはしりませんでした。 少し考えさせられました。 ニダの浜でヤドカリをキャッチアンドリリースした後、お腹がすいてきたので、 集落で唯一?の食堂「ふねっちゃーぬ家」で食事をとろうと思い、来た道を逆戻りです。 もうだれもゴールデンモンキーの前を通っても平気です。 「ふねっちゃーぬ家」で名物の船浮(センファン)という竹を割った皿にご飯がのってて、それにお好みの具材を載せてだし汁をかけて食べるお茶漬けみたいなものをいただきました。 壁にはクッキングパパの似顔絵付きサインが。 クッキングパパってどこにでも来てるんだな。と思いつつ料金を支払い港の方に向かうと、もう船が出航に準備をしてたので、小走りで向かうとなんと目の前で出航!! あわてて走り寄るとバックして戻ってきてくれましたがキャプテンに怒られました。 怒られながら下を向いてるとなんと船の操舵席にもクッキングパパが!! クッキングパパも怒られたのかな?と思いつつ下船。今度は東の果て、由布島をめざします。 ↑由布島が見えてきました。 14時途中にあった温泉の誘惑を振り切って由布島の駐車場に到着。 ここから由布島までは水牛車です。 ゆっくりですがなかなかの乗り心地 かなりのトルクがあります。 ↑こうやって出番がくるまでつかってるみたいです。 まずパンフレットに軽く目を通してビックリしたのは、ここ由布島はもともと見放された土地だったのをオジイとオバアと一頭の水牛(大五郎)がちょっとずつ開墾していったものだそうで、その後もう一頭の水牛(花子)を飼いたし、手伝ってくれる人も増えてきて、大五郎と花子の子どもも大きくなり、島が現在の姿となってもその子孫はいまだに由布島で人を載せたり開墾作業を手伝ったりしてるとのこと。 島には水牛の慰霊碑や大五郎の頭蓋骨、大五郎一家の家系図などもかざってあってちょっと泣きそうになります。 まさに楽園といった趣でした。 西表ポスター けっこう良くできていましたが貼る場所がないので購入しませんでした。 まあ平たくいえば動植物園でが四方が海なので開放感があります。 ここのおみやげ屋さんは黒糖ピーナツ(大好物)が安かったので、まとめ買いでございます。 2時間ほどぶらぶらしたのでそろそろ帰ります。 ↑帰りももちろんトルクフルな水牛車でございます。 水牛車の中から外の風景でも撮ろうとした時、遠くのほうでなんか見たことがある景色だったのでシャッターをきりました。あとで近づいていくとなんと星砂浜にいた外国人がここでも同じ格好で何かを探してました。 ↑星砂浜からここまで30キロほどですが、ひょっとしてこのままの体制で移動してたのでしょうか? 水牛車から降りるともう夕方です。 ここでの今日の予定は終了なので、レンタカー返却をかねて今度は東にある大原港を目指します。 もと来た場所に返さなくていいのはありがたいですね。 そして大原港からまた安栄号で石垣島に戻ります。 離島桟橋からあるいて10分くらいのところに民宿「楽天屋」があります。 ここも例のあの人に教わりました(笑) ↑とても感じのいいところでした。 店主と挨拶してチェックイン後夜飯を食べに適当にみつけた琉球居酒屋(ベタ)という居酒屋へ。 途中、楽天屋のおかみさんらしき人から「チェックインはまだですか?」という謎の電話が入るがそれをかるく受け流しグルクン天ぷらなどをいただきました。 次回 ぐるぐる竹富島に続く
鮮明に蘇りますね(笑) あの時ズッキー先生が船を止めてくれなかったら完璧スケジュールがやばかったです。キャプテン怖かったっすもんね。 何よりもゴールデンモンキーの写真がガラスで反射してみれないのが一番くやしーです・・・ 竹富島編、すごい期待してます!!!
あのあと調べてみたらけっこう普通に売ってるらしいね。 しかも西表に生えてるらしい。 http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-k/naiyou/takawarabi0.htm とか http://www.asahi-net.or.jp/~aj6h-ab/329.htm ていうか成長後はさらに凄いよ